信州須坂の祇園祭
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美味しいお茶の入れ方
 
「日本茶のソムリエ」などと言われ、近年注目される日本茶インストラクター。
これは平成11年度より、社団法人 日本茶業中央会が認定試験に合格した人だけを認定しているものです。
日本茶に関する知識と造詣の深さ、実践的な技術を持つ日本茶インストラクターには、認定証やバッジ等が交付され、講習会やお茶教室などを開催することができます。
お茶の種類にあわせた茶葉の量・お湯の温度・煎出時間によって、同じお茶でも淹れ方一つで味が変わります。 
     
 
1.茶葉の量

急須に人数分の茶葉を入れます。複数人分入れるときは、1人分は3gが目安。1人分だけの場合は、少し多目の5g。
2.お湯の量

ポットのお湯は、90℃前後です。いったん湯のみ茶碗に、お湯を8分目ほど注ぎます。(一人あたりのお湯の量が正確に計れます)
そのまま適温までさげます。(移しかえるごとに、お湯の温度は約8℃下がります)。
3.急須にお湯を注ぐ

茶碗のお湯が適温(玉露60℃、上級煎茶70℃)になるまでしばらく待ったあと、急須に移し変えます。
急須に蓋をして、そのままゆらさずに、それぞれの煎出時間の間待ちます。
4.煎出時間

■玉露/60℃(2煎目は80℃)
   2分30秒(2煎目は30秒)
■上級煎茶/70℃(2煎目は80℃)
   1分30秒(2煎目は10秒)
5.注ぎ方

お茶の濃さと量が同じになるように、各茶碗に少しずつ、数回に分けて注ぐ「廻し注ぎ」をします。
重要ポイント 旨み成分がたくさん含まれている最後の一滴まで、注ぎきります。そして急須の中にお湯を残さないことが、2煎目をおいしく入れるコツです。